家を建てるにあたり、とても重要な土地探し。うちもなかなかいい土地に巡り会えなくて、苦労しました。
土地代が高いと、建物にあまりお金をかけれないので、なるべくなら土地代を抑えたいところですが、一生住む場所なのに妥協して安いだけで決めてしまうと後悔します。
うちは、小学生の娘がどうしても転校したくないと言い、小学校校区での土地探しでした。どこでもよければ、もっと坪単価も安くて、広い土地があったかもしれないんですが、今住んでいる場所が、なかなか坪単価の高い場所でした。そこではじめに考えたのが変形地でした。
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変形地とは
変形地とは、形の変形している土地(変形敷地)のことです。正方形や、長方形などの形ではなく、三角や台形、旗竿地などの形の整っていない土地のことを言います。
普通の土地に比べて、形が変形しているため、金額が安くなっています。
ハウスメーカーなどは、変形地を得意としているところが少なく、整形地を好みます。一方、設計事務所や工務店では、変形した土地を得意とし、おしゃれに変形地をうまく活用し建ててくれるところもあります。変形地では、どんな家を建てれるのか、調べてみました。
三角土地
まず三角土地です。三角の土地に、正方形の家を建てると、デッドスペースができてしまいます。なので、三角土地に建てる場合は、三角の形に家を建てることをオススメします。
台形地
台形地も、三角地と一緒で、四角い家を建てると、両サイドにデッドスペースができてしまいます。しかし、台形地に台形の形の家を建てると、コストがあがり、金額が高くなる可能性もあります。なので、両サイドのデッドスペースに物置きを置いたり、庭にするなどし、うまく有効活用した方がよさそうです。
旗竿地
私が最後まで迷ったのが、旗竿地でした。旗竿地とは、土地を分割して購入する際に、半分に割ることができず、四角い形の土地と、旗のような形の旗竿地に分かれてしまうことで、そのような土地ができてしまいます。
旗竿地だと、周りが家で囲まれてしまうので、光が入りにくい一方、 道路に面してないので、プライバシーは守られます。 光は2階リビングにすれば取り込むこともできますし、プライバシーが守られるのはいいなと思ったのですが、旗竿地の1番の難点は、車の駐車でした。
旗竿地だと、駐車スペースが、ちょうど竿の部分になってしまいます。竿の部分が、よほど広くない限りは、縦列駐車になってしまいます。うちは、共働きで、お互い車を利用するため、縦列駐車だとめちゃくちゃ不便です。かなり広めの土地なら、竿の部分以外に車を駐車することもできると思いますが、車を切り返すスペースが必要になるので、かなりデッドスペースができてしまいます。普段、夫婦共にあまり車を乗らないのなら、いいのかもしれません。
安くてもおすすめなのは整形地
変形地は安いかもしれないですが、結局デッドスペースができてしまったり、コストが上がってしまい、建物価格が高くなる傾向にあります。あと、家を売りたいと考えた時に、変形地だと、あまり高く家を売ることができません。
その点をふまえて、やはり高くても整形地がおすすめです。
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